価値観

俗に言う「親の背中を見て育った」私としては、悲しい白書を目にした。

親の人生に「価値」16% 05年版青少年白書 (共同通信) – goo ニュース(※現在はページが削除されております。)

家族のため、子供の為、とシャカリキになって働いてきた親を誇りに思う反面、もっと自分の人生楽しめばいいのに・・・と思ったこともあった。
青春時代を終戦の時期に向かえ、生きていくのが精一杯。
家庭を持って、子供を育てて・・・自分の為に費やした時間の短かったこと。
子供も独立して、自分の時間やお金ができても、今度は使い方が解らないらしい。。。
今度は、孫の世話に精をだしている。
家族の幸せだけが両親の幸福感に繋がっていたのだ。
そんな生き方を否定することができるだろうか?

良い学校を出て、良い就職先を見つけ、終身雇用・・・という神話は崩れ去ったにせよ、頑張っている者が報われない訳がない。
「フリーター」から「ニート」と、横文字の一見流行りの行動に写るが、『プータ郎』に変りはない。
それでもどうにか生活できてしまう環境がいけないの?

私自身、親になってみて初めて子供に恥ずかしくない生き方をしなければ・・・と感じているのだが。
せめて親の生き方を否定する子には育って欲しくないなぁ~。

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