美しくいたい!女性なら誰でも思う願い。
ところが病院や老人施設に入ると、管理が面倒だから・・・と男性のように短くカットしてしまっているのを見かける。
「介護美容師」という名前を耳にされたことはあるだろうか?
ボランティアで病院でカットや洗髪をされている方のお話は耳にしたことがあるが、
ボランティアでは、パーマや白髪染めなどの特殊な技術を要するサービスはコストの関係から提供してもらえなかったり、利用者側も無料でやってもらっているという思いから,要望をはっきりとは伝えにくい状況だったようだ。
これが有償のサービスならば,より幅広いサービスが提供してもらえ,利用する側もお金を払っているのだから,要望を伝えやすくなっていると言う。
介護美容師とは・・・
1)髪のカット・洗髪・染毛を寝たままの状態で容易に行うことができる
2) 高齢者・障害をお持ちの方々に対するコミュニケーションに配慮できる
3) 気をつけなければならない身体の部位・状態に配慮できる
4) 車椅子や杖歩行の方を理美容セット台までご案内するときのサポート方法を身に付けている。
5) 感染症等の衛生知識および対策を万全にしている
美容師と介護福祉士の二つの資格を必要とされている。
病がなく身体が動くことだけが,生活の質を高める要素ではない。超高齢化社会が目の前に迫っている今,高齢者にとっての生活の質を考えるうえで,有償での多彩なサービスの提供,こうした選択肢があってよいのではないか。。。
当たり前のサービスを当たり前に受けられる。
こんなサービスがどんどん広がっていって欲しいものだ。