ユーザーが作る 理想の商品

自分が思い描く商品と、実際の品物との妥協点をみつけるのは容易なものではない。

デザインは気に入っても使い勝手が悪かったり、また反対に、使い勝手はとってもよくても、見た目が悪い場合もある。
中々両方を備えたものとめぐり合うことは容易ではない。
安い商品だったら、ある程度仕方ないとあきらめもつくが、ブランド品などはデザイン性優先で、多少の使い勝手の悪さは二の次と納得してしまうのでは…

参照 : asahi.com

今年創業60周年を迎えるセリーヌが、働く3人のパリジェンヌの理想とするバックの条件を組み込んだバックを作り人気を得ているという。

その一人学芸員のゴルバンさんが、「女性の人生の半分はバッグの中身を探すことに費やされている。」と言っていたが、まさしくその通りと頷いてしまった。
バッグを替える度に忘れ物をいたり、バックの中身が散乱して、必要なものが即座に取り出せなかったりする経験は皆さんお持ちなのでは…

押し付けではない、コンシュマーの立場に立った商品開発は、これからどんどん広まって行くのではないだろうか。

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