パーツ探しにはいつも苦労がつき回る。
だいたい部品の名前すらわからず、扱っていそうなお店にたどり着いたところで「○○に使う△△みたいなパーツありますか?」と尋ねると、けんもほろろに「うちでは扱っていません!」の一言が返ってくる。
取り付く島もありゃしない。
いまでは問屋街も小売に対応しているお店が多いが、やはりお得意さんではない一見客には冷たいようだ。
こんなことも度々あるとある程度慣れてもくるが、やはりいい気持ちはしない。
お客商売をしている以上、お客に優劣をつける扱いには疑問を感じる。
そしていつも思う。
「自分の処に来てくださったお客様には、どんな些細な問い合わせにでも誠心誠意お応えしよう。」
新たなことに挑戦する場合、試行錯誤の連続だ。
人がやっていることを真似るのは簡単。
誰もやっていないから、入り込む隙間もあるのだろう。
それ故、何をするのも手探り状態。
しかし、形になったときは何にも代えがたい喜びも味わえる。
生みの苦しみは暫く続きそうだ。。。