「定年後は海外で」と考えている方も多いのでは…
期限や条件に関係なく海外に滞在する為には、「永住権」が必要。
「永住権」というと、ずっとその国で生活しなければならないと思われるが、そうでもないならしい。
総人口400万人のニュージーランドに、およそ1万人の日本人が日本国籍をもったまま、ニュージーランドへ自由に出入りし、滞在できる永住権を取得し暮らしているそうだ。
永住権の魅力はそれだけではないようだ。
ニュージーランドの手厚い社会保障。
医療費の場合、「怪我」はほぼ無料。「病気」は子供や老人なら無料。
失業手当の場合、約3ヵ月間仕事が見つからない場合、最長65歳まで支給され続ける。
年金は、ニュージーランドで10年間生活するだけで、就労期間に関係なく、65歳から平均収入の65%の年金がもらえる。
その一方で、消費税は12.5%、所得税は最低でも19.5%。
ゆりかごから墓場までの社会保障を支えているのは高い税金のお陰であるようだ。
理想のような「永住先」ではあるが、「永住権」の取得にはかなりのハードルをクリアーしなくてはならないようだ。(年齢・職歴・学歴・家族構成)
明るい老後の未来図が浮かばない日本の現実。
かといって、逃避した先で精神的な豊かさを得ることができるのだろうか?
老後を明るく生活できるかどうかは、住む場所や環境も大事だが、何よりも心が豊かであることではないだろうか…
参照 : ニュージーランドの永住権で老後も安心!?