オンラインの着物屋さん

着物のネット購入が広がっているという。
今や230億円市場とか・・・

着物は呉服屋さんで、とうい常識はもうすでに過去のものとなっている。
その背景に『敷居の高さ』があるようだ。
「全国どの店でも、いつでもゆっくりのぞくことがネットならできる。」と若い着物初心者から最近では年配の方の利用も増えているとか。

以前ネットショップの成功者のお話をうかがったことがある。
価格帯40万台~70万円弱の幻の織物「牛首紬」が主流の着物オンラインショップ『きもの人

秘書を長年務めていたが、退職金で買い集めた数点の牛首紬を手始めにショップ運営を始めたそうだ。
自称「女将」の日記は一読の価値はある。
興味ある方はご覧ください。『女将奮闘記

今ではサイトも充実して、着物のネットショップの先駆け的存在ではあるが、高価な着物が売れるまでは着物の肌着や風呂敷など、安価なものから顧客を掴んでいかれたとうかがった。
仕入れにも苦労なさったそうだ。
ネットで着物など売れるわけが無い!」と織り元も問屋も相手にしてくれなかったという。

個々最近の若い世代の着物ブームや、バリバリのキャリアウーマンの台頭で、着物をネットで!が定着しつつあるようだ。

当初はネットで扱える商材と思われないものでもある接点で消費者ニーズと合致した時、そこにオンライショップの可能性が見出せるのかも知れない。

誰もが考えること、やっていることをするのでは既存店・実店舗との差別化は難しい。
ニッチだからこそ展開は難しくとも、ニッチはニッチなりの商品展開でニーズを集めることは可能と思う。

何でも有りになりつつあるオンラインショップ。
この先どんな面白い商材が話題になるか楽しみだ。

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