周囲の理解を得る為の サイン

厚生労働省は、妊娠初期の妊婦さんが周囲に妊娠していることを知らせる「マタニティーマーク」を決め、10日公表した。

 

周囲の理解を得る為の サイン

妊娠初期は、つわりなど負担が大きいわりに外見では妊婦とわかってもらえず、周囲の理解が得にくいとのことから、職場や公共の場でさりげなく配慮を求めるのに役立ててもらうのが目的。

デザインは厚生労働省のホームページから入手し、自由に利用できる。
デザインも、画像のみ・テキストあり・画像モノクロ・テキスト無しモノクロなど10種類用意されている。
営利目的などを除き、NPOなどがバッジやシールにして販売することもできる。
形や色を変えなければ、「禁煙にご協力ください」などテキストを加えることも可能。

以前ポッチャリ系の友人が、結婚式に参列の装いで(フワフワフォーマルドレス)電車に乗っていたところ席を譲られた。
妊婦に間違われたという笑い話だが。
譲る方は善意でも、一歩間違えば憤慨する人もいることだろう。

またある知人が、“「パニック症候群」のためシルバーシートに座りたいが、他人の目がきになるのでステッキを持とうかと思う。”と話していたことを思い出した。

見た目でわからない「症状」により、「他人の配慮」を必要としている方がいることを知らせるサインが必要なのは確かだが…
しかし、この「マタニティーマーク」を利用する人がどれくらいいるのだろうか?
また、これ等を目にした人々が、どれ位の理解と配慮を示すのだろうか?

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