ものづくりの町 大田区

Penny Rose のページから商品が消えた。

馴染みのお客様から10月の新商品を楽しみにしていると、早速メールを頂いた。

いつも気にかけて頂いているのだと、改めて感謝の気持ちが湧くのと同時に、新商品が今まで以上のものでなくてはいけない!と背中を押し出された気持ちになった。

先日8月30日、この件でお世話になっている『エリート・ウインズ』の社長のご紹介のプラスティック加工会社に出向いた。

世界に誇るものづくりの町『大田区』。多摩川の川岸にある工場は、外見3-4階建てのオフィースビル。
入り口のドアーを開け、内階段を上ると階段の途中に『ようこそ素敵屋Alook様』のプレートが…
驚きと共に、チョット恥ずかしい気持ちになった。
加工をお願いする打ち合わせのための訪問に、こんな気配りを頂くとは…

二代目社長は30代。親父さん世代だったら、私などが持ち込んだ手のかかる杖のハンドル作製など門前払いになっていたであろう。
こちらの会社は某大手食品メーカーの容器のキャップや、ペットボトル焼酎のハンドルなどを金型を利用して製造している。
工場を見学させて頂ける事になったが、こちらの工場はクリーンルームとなっている(食品容器を扱っているため)。不織布のキャップにお医者様の白衣のような衣を着て、ズボンの裾はマジックテープで止めてクリーンルームへ。
左右に設置された金型から次々とキャップが作り出されていく様子を拝見した。
素人目にも設備投資にかなりの力を入れていることが理解できた。

ポリカーボネイトのハンドルを作成するに当たって、混ざり物の混入を防ぐためにも『クリーンルーム』でのプラスティック形成を勧めてくださった『エリート・ウインズ』の社長の気遣いに感謝したい。
油まみれの町工場を想像していた私だが、大田区のイメージががらりと変わった。
この会社にお願いすれば間違いない!
素敵屋の新商品の製作は、ものづくりの町『大田区』でスタートを切った。

つづく。。

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