至福の時間

11月に入って直ぐに、現在進行中のステッキ作成の詰めの打ち合わせがある。

T1(First Try)試射での問題点の修正が行われ、製品の完成まであとわずかの段階に入ってきた。

シャフトの太さ    30mm ⇒ 26mm
ステッキ全体の重さ  510g ⇒ 345g (杖丈82cmの場合)

全体的に軽量化された。
見た目もかなりスリムなイメージになる。

ステッキを形にすることばかりに頭が行ってたが、出来上がったポリカーボネイトのパイプを飾り付けるのは私の役目。
今までのインサート(装飾棒)が使えない訳ではないが、オリジナルのステッキが出来上がるのだから、装飾もリニューアルしたいと考え…素材探しに飛び回る日々が続いている。

至福の時間

Penny Coinを埋め込むために作ったホール。
色んな選択肢があってもいいのでは?と思い、スワロフスキーのフラットバックを飾ってみた。
ところが…ネイルアートやデコ電などで使われるフラットバックは小さいものが多く、10mmのスワロフスキーSS48を扱っているパーツ屋さんがあまりない。
あったとしても…クリアーカラーのみとか。。。

エメラルドグリーンとかアメジストみたいな色を探しているのだが、皆目見つからない。
やっと見つけたのが、アメリカのサイト。
妥協したくないので、やっぱりアメリカから仕入れようと考えている。

至福の時間

当初 Penny Rose を作るときにも苦労したのが…パイプの中を飾るパーツだった。
内径24mmに収まるフラワーパーツは限られていた。
今回は更に内径が細くなるので、益々パーツを探すのが大変となりそうだ。

先週、浅草橋に何度か足を運び、使えそうなパーツをかき集めて来た。
パーツをそのまま使うのでは芸が無さ過ぎる。
あれこれ組み合わせ…
私が一番楽しませて頂ける時間だ。
プリントされたステッキは数多くあれど、ステッキをスパンコール・スワロフスキービーズ・ガラスパール・リボン etc…で装飾できるのも、パイプステッキだからこそ。

ステッキ本体はプロジェクトYにより、着々と形を成している。
それをお化粧するのが、私素敵屋の役目。
パーツの山に埋もれながら、あれやこれや思い巡らす至福の時間を過ごさせて頂いている。

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