三人寄れば 文殊の知恵!?

オリジナルステッキの製作が最終段階に入り、矢口渡ミーティングに行ってきた。

ファーストトライ(試射)では、ポリカーボネイトの素材の乾燥不足から気泡が出てしまった。
それはそれでシャンパンのようで綺麗だったのだが、金型の調整が必要となった。

樹脂の色目は黄色系から青系に変更を、パイプとのつなぎのパッキンは既製品がフィットせず、今後の課題となっていた。

本日出来上がった製品は、色目も青系で気泡はすっかり消えていた。

パッキンは既製品では適当なものが見つからず、航空機などで使用されているものを特注品で入手して戴いたそうだ。

つなぎ目の補強とパッキンを隠す意味で、パイプにカラー(金属プレート)を巻きつけ、ストラップをつけるリングを持たせる工程も試作が出来上がってきた。

ステンレスカラー(肉厚1mm)をプレス加工後、アルマイト表面処理を施しパイプに組み付けされる。
アルマイト加工することにより、強度も一層増すこととなったそうだ。
元々ポリカーボネイトは、プラスティックの中では強度が強く、粘りもあるので、カラーを巻きつけることで柄とパイプの結合部の強度は万全となった。

そして…本日出来上がった試作品は

三人寄れば 文殊の知恵!?

形状確認の試射のため色合いはまだ白濁気味だが、金型を磨くことにより表面はスムースになり輝きも増すそうだ。

結合部のカラーは、色合いがもう少しシルバーになる予定だ。

最終試作品は、今月の20日前後に完成のスケジュールとなった。

睦化工さんがステッキの柄の部分で、エステクノさんがパイプとのつなぎの加工で、そして素敵屋がステッキの装飾を…
三者三様、完成に向かい知恵を絞り出す日々が続く。。。

タイトルとURLをコピーしました