四点杖

四点杖

以前にもブログに書かせて頂きましたが、母が昨年膝関節症の為手術により人工関節となり、杖を必要となったことが私の杖探しの始まりでした。
左の四点杖、これが一番最初にお世話になった杖です。
術後歩行がおぼつかず、一本杖では安定感が得られず、利用したものです。
暫く経って一本杖でも安心して歩けるようになりましたが、色は四点杖と変らずアルミサッシのようなアンバー色のものでした。

お洒落な杖を探して色々なサイトを巡りましたが、そこで感じたことは、日本の介護用品がまだ未成熟だということです。
私は介護の専門化ではありませんが、対象となる年代の家族をもつ身として感じたことが多々あります。
本人が介護用品を必要とした時、まずは「こんな物を使わなくてはいけない歳ではない!」との拒否感を抱くはずです。
それは、あまりに選択肢が少ないからではないでしょうか・・・
機能性重視はあたりまえですが、そこに利用者のプライドをたもてる気遣いが欠けているような気がします。
介護用品=不自由に成った機能を助ける物だけではなく、好きな色が選べたり、好みの形が選べたりの選択肢が広がって行くといいのですが・・・

クウァード・ケイン

アメリカにはこんなカラフルな四点杖があります。
「Quad Cane」クウァード・ケインと言います。
歩行器のパイプ部分にも、プリントされたパイプが使われている物もあります。
もっともっとお洒落で、綺麗な介護用品が出回るといいですね。

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