素敵屋が開店するきっかけとなったPenny Roseのステッキですが、8月末をもって暫くの間販売停止とさせて頂きます。
事の経緯は…
輸入先で、今までと同じポリカーボネイト製のクリアーステッキを製作することが出来なくなったのが原因です。
ステッキのハンドル部分は金型にポリカーボネイトを流し込み作製しています。
その金型を何らかの原因で破損してしまったようです。
代替品として届いた商品は、ハンドル部分が木製でした。
付け焼刃で作製されたとしか思えない、とても受け入れがたい商品でした。
画像で送られてきたときは、木製で作られたハンドル部分をペイントすることで、パイプ部分との違和感はクリアーできると思っていました。
ところが実物は…お話にならないほどひどいものでした。
とても素敵屋のお客様にご紹介できる商品ではありません。
私が杖屋を始めようと考えていた頃とは違い、町中に色とりどりのステッキが溢れています。
しかし、未だ杖=高齢者の持ち物との発想ありきの商品市場でしかないのが現状です。
私自身、杖をご利用される方の子供世代を念頭にネット販売を始めたのですが、想定外の若い世代のステッキ利用者の反響に驚いています。
年齢に関係なく、ステッキを必要とされている方がいらっしゃることを教えて頂きました。
そして、ステッキの市場が高齢者中心の商品展開であるため、素敵屋の商品を見つけ出して頂いた方々には喜びのメッセージを多く頂きました。
折角根付いた Only One Penny Roseのステッキ、このまま販売できなくなるのは残念で仕方ありません。
輸入できないのなら…作ってしまおう!
しかし、そんなに簡単な問題ではありません。
そんな折、プラスティック商品開発に造詣が深い方をご紹介して頂けました。
ここ数ヶ月、素敵屋オリジナルスケルトンステッキの製作に向けて奮闘しています。
そして…金型作製に着手することが決まりそうです。
アメリカからの輸入品ということもあり、サイズ的にアメリカンサイズであるのと、パイプの中を装飾する関係と強度の関係で、通常のステッキより太いのと重さが気になっていましたが、新たなステッキはかなり改善される予定です。
金型の作製から製品完成まで約2ヶ月を要するため、暫くの間Penny Roseの販売を停止させて頂くこととなりましたことをここにご報告致します。
既にPenny Roseをご購入のお客様で、石突(杖先ゴム)のご購入ご希望が御座いましたらメールにて承っております。
連絡先 : 素敵屋Alook 代表 小倉
sutekiya@stick-alook.jp
早急の再開を心がけ、より良い商品の開発に努めますので暫くお待ち下さいませ。