『この携帯電話には、説明書がありません。それは、説明書がいらないくらいカンタンだからです。』
ツーカーＳ のキャッチコピーだ。
高性能化・小型軽量化のトレンドと逆行する発想「話せりゃええやん」でシニアの心を掴んだ携帯電話。
最近携帯を変えたばかりの私も、機能がありすぎて未だに使い方が解らないことだらけ。
かといって、機種を変えるたびに厚くなるマニュアルを読む気にもならない。
使いたい機能は限られているのだ。
この『ツーカーＳ』はいたってシンプル。
家庭の電話の子機を持ち歩くのとなんら変わらない。
電源はスライド式。スイッチが誤作動しないよう、スイッチ部分をくぼませ、通話ボタンは切ボタンより大きめ。
これだったら家の母でも操作できそうだ･･･
シニア対象に作られたこの機種。
シニアといえど、どの年齢をターゲットに入れているかは解らない。
少なくとも定年間際の団塊世代には、「馬鹿にするな！」という声がでてしまいそうだが。。。
携帯電話ももっと選択肢があってもいいと思う。
デザインや押しボタンの大きさ形に拘って新機種に変えた私だが、要らない機能と操作の複雑さに、かえって不便さを感じているのが正直なところだ。
機能もオプションで、必要な機能のみ付けられる。
そんな携帯電話、何処かの会社で発売してくれないだろうか？
