最近友人との会話が、子供の話題から両親の話題に変ってきている。
子育てもひと段落して多少羽が伸ばせると思う間もなく、今度は親の病気や介護の問題に直面する。
今日会った友人も関東に嫁いで、三重県にお母さんが一人で暮らしている。
つい最近体調を崩されて検査入院。
一人娘の為、千葉と三重を毎週のように往復する生活を送っている。
私は無責任にも、「お母さんに○○さんの家の近くの病院に入院してもらえば・・・」などと口にしてしまった。
しかし彼女のお母さんは、彼女が嫁いでから田舎で一人暮らしをずうっとしてきた。
近所にお友達も沢山いらっしゃる。
入院しても、お友達が代わる代わるお見舞いに来てくださるそうだ。
知人のいない彼女の家の近くに入院させても、寂しい思いをするだけ・・・と、今回は田舎に入院させて自分が看病に通う道を選択したそうだ。
彼女の言葉が心に残った。
「ひとりで暮らしている親が病気になった時のことを、もっと事前に考えておくべきだった」と。。。
世の中親と離れて暮らしている子供も多いことだろう。
きっと彼女と同じ場面に遭遇し、悩むことだらろう。
親の環境に合わせるか?自分の環境に合わせてもらうか?
どちらにしても問題は大きいと思う。
親はまだまだ元気。と思っていても、いつ何時やって来るか解らない介護の問題。
双方納得いく方法を、事前に話し合っておくことも必要なことかもしれない。
避けて通れない問題だから・・・