「杖」の販売をしよう!と考えた動機は、母の変形性膝関節症による人工関節置換術を受けたことだった。
70歳を過ぎているとは言え、杖をついて家から出るのにはかなりの抵抗があったのだろう。
手術によって痛みは取れたのに、一向に外出しようとしなかった。
「杖をついている姿を近所の人に見られたくない」その当時の母の心境だった。
先日素敵屋の杖をお求め頂いたお客様のお母様も、「杖」を持たれるにはまだ若く、戸惑っていらしたと聞いた。
病院からの退院に間に合わせて欲しい、との依頼を受け急ぎ作製し発送させて頂いた。
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まだ若い母なので・・・当初<杖>の話をしましたところ・・・・といって消極的でしたが、御社のHPと出会い・・・「なんてキレイでシックなすてきな杖」と感激して・・・プリントして病院に持って行った所、母の表情も明るくなり楽しそうに商品を選らんでいる姿をみて私も嬉しくなりました。素敵な商品に出会えて母娘で感謝いたします。
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このようなご丁寧なメールを頂き、杖に対する先入観を多少でも和らげることができたことに喜びを感じた。
杖=老人というイメージから、杖=あくまで歩く為の補助具,になって欲しい。
そして、どうせ持つならお洒落で、自慢したくなる物であって欲しい。
一人でも多くの方に、杖を持つ戸惑いから開放されて欲しいと願うばかりだ。