今日の日に思うこと

終戦記念日の今日、ブログで思い思いに今日の日を語っている方が多い。
私の精神的師匠とあがめるk.o.childs さんのブログもその一つだ。

そんな折、毎日新聞の記事で考えさせれる数字を目にした。

MSN-Mainichi INTERACTIVE 今日の話題

戦争に関する日本人の意識を探るために実施した毎日新聞の全国世論調査では、世代間の差が浮き彫りになった。戦争の評価で30~60代は「間違った戦争だった」との回答が40%を越え、「やむを得ない戦争だった」より多かったのに対し、70代以上では逆に「やむを得ない戦争」との認識が45%で多数派だった。戦争をどの程度知っているかの設問では、20~30代で「あまり知らない」との回答が30%以上を占めるなど、戦後60年を経て戦争の風化が着実に進んでいることを裏付けた。

戦争責任に関する戦後の議論については、「不十分」という回答が20代で66%、70代以上で63%と、他の世代に比べて低かった。逆に20代では「十分」という回答が23%と30代などと比べても目立って多かった。
近い将来に日本が外国と戦争する可能性については、「あると思う」と答えた人が20代は34%と、突出して高く、特に20代男性では37%に上った。

親や親族から戦争体験を聞かされた私の世代と比べ、20代の世代で戦争責任に関する議論は十分とか、日本が外国と戦争する可能性が「あると思う」と答えた割合が1/3を超えているデーターを目にして愕然とした。

中国・韓国・北朝鮮などで歴史認識の欠如を指摘され、何を内政干渉しているのだろう!と思っていたが、この数字を見る限り、他国が憂いを感じてもしかたない気がしてきた。
一年に一度、今日という日だけでも歴史を振り返ることを忘れずにいようと思う。

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