日本と同様、アメリカ製造業の殆どは海外（特に中国）へのアウトソーシングで成り立っている。
そんな中で、「Made in Downtown LA」なるアパレルメーカーが登場している。
扱っている商品は「ユニクロ」や「GAP」に近いものだが、布地の裁断・縫製・デザインそして製品の写真撮影まで全ての製造過程をロスアンゼルスのダウンタウンの工場で賄っている。広告のモデルも社員とか･･･
何よりこの会社の凄い所は、従業員には最低賃金の約２倍の時給。
従業員に良い待遇をしないで良い物は作れないとの理念から、無料マッサージや無料英会話教室、ランチ代の補助などの福利厚生も厚いという。
搾取と戦うアメリカンアパレル、日本上陸へ | Excite エキサイト : Excite Bitニュース
日本のメーカーも賃金の安い中国に製造工場を持ち多くの技術を移行したお陰で、安くていい品物が流通してはいるが、そのお陰で日本国内の製造業は大きな痛手を被っているはず。
「Made in Downtown Shitamachi」とかが台頭してくれることを願って止まない。
物の大量消費の時代からいいものを長く使う･･･日本の職人芸が見直されてもいいのでは。。。
