母親世代の女性に元気を

「年齢を重ねるほどに、女性はぬくもりが欲しくなるもの。私の手で元気になるきっかけをつかんでもらえたら」と、シニアを対象としたエステを始めた女性がいる。

女性は幾つになってもお洒落でいたいもの。
家の76歳になる母も、ほんの歩いて5・6分の整骨院へ日参しているが、日々洋服選びに頭を悩ましている。
「近所なんだから何でも良いじゃない!」と言うと、「皆お洒落して来るのよ」と返事が返ってくる。
常連さんばかりのはずだが、お互いに意識し合っているのだろうか?
膝の手術前は、家から15mあまりの郵便局でさえ出かけたがらなかった(膝痛のため)事を思えば、それはそれで微笑ましい光景だが・・・

先日お会いした、介護関係の編集をしている方のお話で、高齢者の出かけるきっかけが「通院」というお話を思い出させる。
しかし、たとえきっかけが「通院」であったとしても、治療後に軽くなった足でスーパーやコンビニに足を伸ばすようになっただけでも大変な変化だ。

外出に髪を梳かし、服装を気にし、靴を選び・・・出かけて行く姿は、まるでデートに出かけるお嬢さんみたい。

私もこのエステシャンの女性のように、母親世代の女性が元気に出かけられるお手伝いをして行きたいと思う。

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