一年の終わりに

2月にサイトをオープンして10ヶ月が過ぎ、今年巡り合った方々へのご挨拶の手紙・メールを書きながら一年を振り返ってみた。

自らが色々活動し始めると、周りが動いてくるのか?動いている中に自分が組み込まれているのか?今までの生活とはまったく違った巡り合いが廻って来る。
環境が変わっていくことに戸惑い・ためらいながらも、多くの協力者を得ることのできた一年だった!と改めて感じている。

母の杖捜しから始まった『ステッキ屋』開業。
介護用品としてしか扱われていない『杖』に疑問を感じ、もっと歩くことの楽しめる『アクセサリー』感覚のステッキを紹介したい!と活動して来た。
実店舗の『杖』の売り場は、デパートでさえ介護用品売り場の一部。
楽天・Yahooのカテゴリーでも『介護・福祉』が真っ先にやってくる。
はたして『杖』は介護・福祉用品なのだろうか?

杖を初めて使い始めるとき、多くの方は「杖を使うような歳になってしまった」と老人扱いされることに抵抗感を抱かれる。
視力が落ちた方が初めてメガネを買い求めるのと何が違うのだろう?
衰えた体の一部分を補うアイテムの一つではないだろうか?

多くのオンラインショップの中から『素敵屋』を見つけ出し、たどり着いて下さったお客様。
届けた素敵屋のステッキに寄せて頂いた言葉に、自分の信念が間違っていなかった事を後押ししていただいた。
また、『ステッキ』が加齢による需要ばかりではないことも教えていただいた。

まだまだよちよち歩きを始めたばかりの『素敵屋』だが、こんなにやりがいを感じられる仕事に巡り合えたことに感謝したい。

一人でも多くのお客様の外出が、楽しいものとなれるお手伝いができれば幸いだ。

今年一年お世話になった方々に、この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
また、来年も宜しくお願い申し上げます。

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