First Try (試射)

出来上がった金型の動作のチェック及び製品外観のチェックのための試射に立ち会った。

First Try (試射)

左右2つの金型が開き、左の金型から製品が突き出された瞬間画像だ。
製品から突き出ている棒状の部分は、樹脂を金型に流し込むゲート部分。
プラモデルの部品をつないでいる部分と同じく、後に折り外す。

First Try (試射)

右の金型の、上記黒いホールのような部分から樹脂が金型に流れ込む。

First Try (試射)

異例なことだが、成形機に手を入れ製品を外す作業をさせて頂いた。
試射に立ち会ってくださった、今回のグリップ製作に関わる全ての手配にご尽力頂いているエリートウインズの鈴木社長が、記念にと激写して下さった。
本邦初公開、素敵屋の画像。
正面から製品と共に写して頂いたものは…とても恥ずかしくて公開できるものではないので、秘蔵とさせて頂く。

金型から取り出した製品はとても熱く、冷やす為に水を張ったバケツの中へ。

First Try (試射)

ポリカーボネイトの材料は、溶液に混ぜる前に乾燥させなくてはならないそうで、今回はその作業が間に合わず出来上がった製品に気泡が出ている。
色目も材料が黄色系だったため、試射を進めるごとに透明度は増していったが、少し黄色味がかっていた。
気泡に光が反射して、まるでシャンパンのようだった。

First Try (試射)

グリップの握り具合だが…これがかなりフィットする。
アーチの具合が絶妙な出来栄え。

色目と気泡は、睦化工古川社長の腕前で限りなくクリスタルに近づけて頂けることだろう。

金型製作の泰照製作所さん、樹脂成形加工の睦化工さん、パイプをカット・補強のカシメ加工のエステクノさん、全ての総プロデュースのエリートウインズさん。
素敵屋のオリジナルステッキ作成  プロジェクトY (矢口渡・やぐちのわたし) は多くの協力者によって完成へと進む。

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