素敵屋がサイトデビューして間もない頃、「ペニーローズの杖をプライベートブランドにしたい!」との申し出を受けた。
ペニーローズの杖はアメリカのペニーという女性が考え出したブランドだ。
初めて目にした時、自分の探し求めていた「杖」と巡りあえたことに飛び上がって喜んだ。
その当時ペニーローズは卸売りをしておらず、私の申し出から2ヶ月くらいしてやっとオファーをもらうことができた。
そこに行き着くまでは、かなり大変だったことは言うまでも無い。
しかし今では固い信頼関係を築き上げることができ、彼女は私を「Little Princess」と呼ぶ。(きっと歳はそんなに離れていないと思うのだが・・・)
彼女のアイディアを素に、素敵屋としてのオリジナル商品を作り上げることができたのに、プライベートブランドのオファーを受けたら・・・かなり悩んだが、自分のブランドとして売り出していく道を選んだ。
その際一つ気がかりだったのが、プライベートブランドのオファーをしてきた会社が、直にペニーローズと取引を始めるのでは・・・ということだった。
私は正直にプライベートブランドのオファーを受けたことを彼女に告げた。
彼女の答えは、「素敵屋のサイトによりペニーローズを認知してくれたのだから、貴方を通さずに取引することは無い」という物だった。
そして昨日、「日本でのディストリビューターになる気はあるか?」とのメールが届いた。
勿論、二つ返事でO.Kしたことは言うまでもない。
素敵屋を起業するとき、他の杖専門店にない品物を・・・と探し出した3ブランド。
日本で扱っているのは素敵屋のみと自負している。
また取引までの経過で、サプライヤーとの信頼関係もかなり強固と確信している。
成功者のマネをするのではなく地道に自分の努力で築いた人間関係は、今後の私の財産となることは間違いない。
「持つことが楽しくなる杖」初心を忘れず、多くの方に喜ばれる杖探しを続けて行きたいと思う。