団塊世代を含む50代に向けたポータルサイトがまた一つスタートした。
『BIGLOBE Station50』は60年代や70年代の出来事を集めた特集ページや、旅行や金融情報に力をいれて集客力を増やし、物販や広告収入につなげる考えだそうだ。
シニア向けポータルサイトのはしりは、「50歳未満お断り!コミュニティサイト『STAGE R50』」。
現在約30万人の会員を抱え、会員が立ち上げたブログは1300以上に達したそう。
ある意味 R50 の SNS の一つ的存在かもしれない。
このコミュニティサイトを運営するのが株式会社シニアコミュニケーション。
50歳以上のオピニオンリーダーの会員組織『MASTER』なるものも運営している。
名前だけ耳にすると何の組織?って感じだが、「MASTERとは人生の熟練者である50代以上の皆様の声を世の中へ還元していく活動です」とある。
一見なるほど!と思わせるが、要するにシニアマーケティングに貢献して頂く会員を募集しているのでは?と勘ぐってしまう。
続いて今年9月に nikkeibp.jp が開始した『セカンドステージ』も、人生の後半戦を応援し支援するWebサイトと銘打っている。
共通点は『50歳』。
どうも『50歳』が分かれ目となっているようだ。
mixi や GREEなどの SNS は、どうも年代層が若く馴染みにくいところを感じているのは40代の私も同じなのだが・・・50歳に達していないので、大人のSNSにも参加できそうにない。
どうして『50歳』で年齢を括らなくてはならないのだろうか?
若年層の中にも、熟年層の中にも入ることのできない『30歳後半50歳未満』の年代は、何処に身を置いたらよいのだろうか?
などと関係の無いことを思ってみたりした。
どんなSNS にしても、運営会社は何で収入をえているのか?疑問に思っていたが、団塊世代をターゲットにしたサイトが増えるにしたがって方向が見えてきたような気がする。
「人が集まるところにはビジネスが生まれる」という事なのだろうか・・・