昨晩、JR大阪環状線の電車にハロウィーンの仮装をした外国人ら約450人が乗り込み、駅で停車する度にホームに降りて騒ぎ、社内でも騒いで最大約8分の遅れが生じたという。
5年以上前からの恒例となっているようで、インターネットなどでの呼びかけで集まったらしい。
デパート商戦の一角に定着しつつある「ハロウィーン」ではあるが、仮装してお菓子をねだりに近所を回るような行事としては、まだまだ馴染みが浅い。
クリスマスのイベントのように定着するかどうか?
伝統行事を楽しむにしても、公共施設を利用して多くの人に迷惑をかけるのはいかがなものか?疑問に思う。
別の方法は無かったのかしら…
ハロウィン(Halloween)は、キリスト教の諸聖人の日(万聖節)の前晩(10月31日)に行われる伝統行事。諸聖人の日の旧称”All Hallows”のeve(前夜祭)であることから、Halloweenと呼ばれるようになった。
ケルト人の収穫感謝祭がキリスト教に取り入れられたものとされている。ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。
家族の墓地にお参りし、そこで蝋燭をつけるという地方もある。墓地全体が、大きなランタンのように明々と輝く。日本のお盆の迎え火、送り火にも似ているかもしれない。ただ、これに合わせて欧米では、放火事件などが頻発する。
これに因み、31日の夜、カボチャをくりぬいた中に蝋燭を立てて「ジャック・オー・ランタン」(お化けかぼちゃ)を作り、魔女やお化けに仮装した子供達が「トリック・オア・トリート(Trick or treat. お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と唱えて近くの家を1軒ずつ訪ねる。家庭では、カボチャの菓子を作り、子供達は貰ったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを開いたりする。
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