街を歩いていると、どうしても杖を持っている方に目が行ってしまいます。
そして、その多くの方が、杖のグリップ(握り)の前後を逆に握っていることが気になってしまいます。
持ちにくさを解消する一つの方法なのでしょうが、このようにして杖をつきますと、支柱の真上から真っ直ぐに体重をかけることができなくなります。
また、グリップが小さく華奢な物の方が見栄え的には素敵ですが、握りが細いと体重をかけたときに悪い方の足に痛みを感じたり、安定感が損なわれたりします。
杖のグリップ(握り)の形状はT字型とかL字型と呼ばれるものが一般的です。
握り方の良い例、悪い例をあげてみます。
安全に歩行する為にも、グリップを正しく握るよう心がけてください。